2013年2月10日日曜日

カレンデュラ軟膏を作りましょう

$今日の夕飯、何にしよう?
今回は肌にやさしいカレンデュラの軟膏を作りましょう。

カレンデュラ(マリーゴールド)は鮮やかな黄色の花びらが特徴ですが、その花びらの色素はカロチノイド、フラボノイドなどの有効成分であり、皮膚の再生や炎症を抑える効果があると言われています。

特にカレンデュラの成分を抽出したカレンデュラオイルとビーワックス(みつろう)とを合わせて作った軟膏は「万能軟膏」と呼ばれ、荒れた肌への塗り薬として用いられてきたのだそう。切り傷やひっかき傷だけでなく、ひびわれ、あかぎれ、湿疹になった部分に塗ると、傷口をふさぎ、回復を早めると言われています。

カレンデュラオイルは市販されていますが、自分で作ることもできます。その際は園芸用のマリーゴールドを使用してはいけません。カレンデュラと品種は似ていますが別物です。ハーブショップやアロマテラピー用品を扱うお店で求めると間違いないでしょう。

$今日の夕飯、何にしよう?
これが自作のカレンデュラオイルです。カレンデュラの黄色がオイルに溶け込み、黄金色になりました。

もうひとつの材料であるビーワックス(みつろう)は、みつばちの巣から抽出したワックスです。オイルと混ぜることで固まり、肌の持ちをよくしてくれます。


$今日の夕飯、何にしよう?
【カレンデュラ軟膏(約40cc)】
・材料
カレンデュラオイル(作りやすい分量)
 カレンデュラ…2g
 好みのキャリアオイル…60cc
カレンデュラオイル…25cc
ビーワックス(みつろう)…5g
ローズウォーター(なければ精製水)…10cc

・作り方
1. カレンデュラオイルを作る。清潔なビンに材料をすべて入れ、2週間置く。途中1日に1回程度、ビンを振る。
2.1をコーヒーフィルターなどで漉す。3ヶ月程度は保存可能。
3. 軟膏にする。分量のカレンデュラオイルとビーワックスを、ビーカーや小鍋などに入れて湯煎にかける。木べらなどで混ぜながら、ビーワックスが完全に溶けるまで温めて湯煎からはずす。
4. 温かいうちに、かき混ぜながらローズウォーター(または精製水)を少しずつ加える。水分と油が分離しないようにしっかり混ぜること。白っぽく、粘りけが出るようになれば清潔な容器に移す。1ヶ月程度で使いきるのが望ましい。


$今日の夕飯、何にしよう?
敏感肌の方は、カレンデュラオイルを肌に数滴たらし、1日置いて炎症などが起きないことを確認してから使用してください。

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